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carbo

炭水化物(たんすいかぶつ, carbohydrates)とは、単糖を構成成分とする有機化合物であり、その多くは分子式がCmH2nOnで表される。Cm(H2O)nと表すと炭素に水が結合した物質のように見えるため炭水化物と呼ばれる(かつては含水炭素とも呼ばれた)。また、糖質とも呼ばれる。

ただし、分子式がCmH2nOnではあっても、ホルムアルデヒド(CH2O)は炭水化物とは呼ばれない。また分子式がCmH2nOnと表されない炭水化物もある。(例:C5H10O4 デオキシリボース)

炭水化物は主に植物の光合成でつくられる。

目次 [表示非表示]
1 炭水化物に分類されるもの

2 炭水化物の生理作用

3 主要な炭水化物

3.1 単糖(六炭糖)
3.2 二糖
3.3 多糖
3.4 五炭糖


4 関連項目

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炭水化物に分類されるもの
日常的には、以下の栄養素を指して「炭水化物」ということが多い。

糖類
デンプン
より厳密には、炭水化物とは

糖(アルデヒド基またはケトン基を持つ多価アルコール)
単糖
オリゴ糖(単糖が2個12316;20個程度結合したもの)
多糖(単糖がオリゴ糖以上に結合したもの)
糖の誘導体
を包括する一般名称である。

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炭水化物の生理作用
炭水化物は生物にとって大きく分けて3種類の働きを持つ。

エネルギー源
形態構築の材料
分子的な「標識」
単糖であるグルコースは細胞の主なエネルギー源である。また、とりわけ人間にとっては、思考の際の脳のエネルギー源としても非常に重要である。植物ではデンプン、動物ではグリコーゲンとして体内に蓄えられる。

植物の体はセルロースという多糖によって構成されている

<頭が変になりそうな文章なのでここでストレッチ!二の腕とバストアップの運動です>
ude_basut

炭水化物抜きダイエット (ローカーボダイエット)
今までサイトを訪れて下さる方の中で、炭水化物抜きダイエットに興味を持たれている方が非常に多い様に思います。炭水化物抜きダイエットについては色々な情報が流れているのですが、非常に危険なものも含まれています。炭水化物抜きダイエットはひとつ間違えば、ダメージの大きいダイエットですので注意が必要です。

それでは、解説していきましょう。

炭水化物抜きダイエットの方法
皆さんのがこのダイエット法の名前を見て、

炭水化物=ご飯

と思い浮かべるでしょう。方法としてはこれで正解なのですが、これだけで終わってしまう方が多い様に感じます。ご飯を抜くだけで炭水化物抜きだと考えてらっしゃる方が大部分でしょう。
しかし、それだけでは炭水化物抜きダイエットとして一番重要なことを見落としてしまっています。
炭水化物抜きダイエットの一番大切な部分は、糖質を出来るだけカットして脂質中心の食生活にすることです。主食を抜く代替食材として、脂質分解に必要な栄養を多く摂取することになります。あとは、高たんぱく質な食材で増やすと言うことも行います。
偏った食事を行ってダイエットを実行する場合(私はこの様なダイエットを偏食型ダイエットに分類しています。)、摂取を控える栄養素を多く含む食品をカットします。しかし、その食品でまかなわれている他の大事な栄養素も一緒にカットしてしまっているのです。

要は、主食をカットする分おかずの種類を増やすことが重要なのです。

代表的なダイエット法である、アトキンス式ダイエットではそれらを薬剤やサプリメントを処方することによって補う様です。

代表的炭水化物抜きダイエット
炭水化物抜きダイエットとして、一番有名なダイエット法はアトキンス式ダイエットです。
アメリカの循環器系開業医である、ロバート.C.アトキンス博士の考案した糖尿病食をアレンジしたダイエット法です。アトキンス博士の著書『Dr. Atkins' New Diet Revolution』の中に、詳しい内容が記述されています。
このダイエットは炭水化物であるご飯、精製された小麦粉、砂糖の摂取を放棄する方法です。
やせるメカニズムとしては、現在日本で流行している低インシュリンダイエットと同様にGI値に配慮した方法でダイエットを行うものです。
アトキンス式ダイエットでは、炭水化物抜きという表現ではなく、低炭水化物(ローカーボ)と呼ばれています。

炭水化物抜きダイエットの危険性
炭水化物抜きダイエットの一番の特徴である、糖質を抜くという行為はダイエットを行う上でとても効果があります。低GI値ダイエット(低インシュリンダイエット)が流行していると言う現状を見てもよく分かると思います。

しかし、現在色々な方面からこのダイエットに対して批判が上がっています。

理由としては
糖質は脳の唯一無二の栄養素であり、糖質をカットすることは脳にダメージを与える可能性がある。
肝臓での糖新生が繰り返し行うため、肝臓に大きな負担を与える。
ケトン体を多く合成されるため、体内のPHバランスが崩れケトアシドーシスと引き起こす。
などがあります。
これらの話は、ダイエット臭や低インシュリンダイエットにおいても詳しく紹介しています。
医師、栄養学者等が糖尿病予備軍を作ると言う言い方をされています。
お肉が食べられるから人気?
お肉が食べられると言うことで、今後も低糖質ダイエット系のダイエットはもてはやされていくと思います。しかしこのダイエット方法は、糖尿病食として開発されたものです。内容も複雑でルールを守ることが非常に難しいと思われます。
そもそも、低糖質ダイエット系のダイエット法は、アメリカで開発されたものです。主食を抜くと言っても、アメリカの食文化自体が肉中心の文化で、炭水化物が主食ではありません。
ご飯が主食の日本人にとって、お米抜きの生活は、とても苦しいダイエット方法になる可能性があります。
お肉中心、主食抜きの生活が本当に魅力的かどうか、もう一度考えてから実施するのもいいのではないでしょうか?

★用語説明

単糖

糖と呼ばれる化合物は無数に種類があるが、複数の糖が結合(脱水縮合)してさらに大きな糖(多糖、オリゴ糖)を形作ったものがある。このときに多糖の構成要素となるような小さな糖のことを単糖(たんとう、monosaccharide)とよぶ。

一部デオキシリボース(C5H10O4)などの例外はあるが概ねCnH2nOnで表され、n=5のものを五炭糖(ペントース、例:リボース、デオキシリボース)、 n=6のものを六炭糖(ヘキソース、例:グルコース、フルクトース、ガラクトース)と分類する。 特にグルコース(ブドウ糖)は生体にとって重要なエネルギー源である。

単糖二つが脱水縮合したものは二糖と呼ばれる。


■グルコース(glucose、ブドウ糖とも呼ばれる)は、代表的な単糖のひとつ。人間をはじめ動物や植物の活動のエネルギーになる物質の一つである。


二糖(にとう、disaccharide)とは、糖類の最小構成単位である単糖2分子が脱水縮合し、グリコシド結合を形成して1分子となった糖のことである。

高校教科書など、狭義にはC12H22O11で表される糖を指すこともある。

二糖を酵素を用いて加水分解すると単糖が得られる。


■マルトース(maltose、麦芽糖(ばくがとう)とも呼ばれる)とは、グルコース2分子がα1-4結合した還元性二糖。化学式はC12H22O11である。水あめの主成分となっている。名称の由来は、オオムギを発芽させ、湯を加えることによってデンプンが糖化されたもの(モルト、Malt)に多く含まれることから。

デンプンやグリコーゲンなどから、βアミラーゼ(唾液に含まれる消化酵素、EC 3.2.1.2)の作用により分解され生成する。これを利用して米などを原料に甘味料を作ることができる。

αグルコシダーゼ (EC 3.2.1.20)、あるいは酸によりグルコースに分解される。



■ラクトースは乳糖とも呼ばれる化学式C12H22O11、分子量342.3の二糖。D-グルコースとD-ガラクトースが4位と1位でグリコシド結合したもの。牛乳や人乳問わず乳汁に含まれている。ガラクトシダーゼによってガラクトースとグルコースに加水分解される。


多糖とは、単糖分子がグリコシド結合によって多数重合した糖のことである。構成単位となる単糖とは異なる性質を示す。


■セルロース(cellulose)とは、分子式 (C6H10O5)n の炭水化物(多糖類)である。植物細胞の細胞壁および繊維の主成分で、天然の植物質の1/3を占め、地球上で最も多く存在する炭水化物となっている。綿の主成分であり、繊維素とも呼ばれる。

セルロースは多数のβ-グルコース分子がグリコシド結合により直鎖状に重合した天然高分子である。構成単位であるグルコースとは異なる性質を示す。



■グリコーゲンとは、多数のα-グルコース(ブドウ糖)分子がグリコシド結合によって重合し、枝分かれの非常に多い構造になった高分子である。動物における貯蔵多糖として知られ、動物デンプンとも呼ばれる。植物デンプンに含まれるアミロペクチンよりもはるかに分岐が多く3残基に一回の分岐となる。直鎖部分の長さは12~18残基、分岐の先がさらに分岐し、網目構造をとる。日本語で糖源とも。

グリコーゲンは肝臓と骨格筋で主に合成され、余剰のグルコースを一時的に貯蔵しておく意義がある。糖分の貯蔵手段としてはほかに、脂肪とアミノ酸という形によるものがある。 脂肪酸という形でしかエネルギーを取り出せない脂肪や、合成分解に窒素代謝の必要なアミノ酸と違い、グリコーゲンは直接ブドウ糖に分解できるという利点がある。ただし、脂肪ほど多くのエネルギーを貯蔵する目的には向かず、食後などの一時的な血糖過剰に対応している。 グリコーゲンの合成・分解は膵臓が血糖に応じてインスリンを分泌することで調整される。なお、肝臓で合成されたグリコーゲンと骨格筋で合成されたそれとでは分子量が数倍異なり、前者のほうが大きい。


■アミロペクチン (Amylopectin) とは、多数のα-グルコース分子がグリコシド結合によって重合し、枝分かれの多い構造になった高分子である。枝分かれから枝分かれまでの長さは、グルコース約20個分である(平均でグルコース残基約25個に1個の割合で分枝構造をもつ。直鎖部分の長さは18 - 24残基、分岐間は5 - 8残基の間隔がある)。アミロースと同じくデンプン分子であるが、形状の違いにより異なる性質を持っている。通常のデンプンには80%ほど含まれる。モチ米の主成分。

■アミロースとは、多数のα-グルコース分子がグリコシド結合によって重合し、直鎖状になった高分子である。アミロペクチンと同じくデンプン分子であるが、形状の違いにより異なる性質を持っている。デンプンに含まれるアミロースは完全な直鎖ではなく、1分子あたり5 - 20個程度の分岐がある。分枝の鎖長はグルコース残基で3 - 20程度と短いものが多い。通常のデンプンには20%ほど含まれるが、トウモロコシの中には、このアミロース含量を80%程度にまで上げた品種もある(高アミロースデンプン)。



五炭糖
■リボースは糖の一種で、化学式はC5H10O5 、分子量150。五炭糖、単糖に分類される。核酸塩基と結合してヌクレオシドを形作っており、リボ核酸の構成糖として知られている。この糖はインビボではペントースリン酸回路あるいはカルビン-ベンソン回路で作られる。D-リボースのCAS登録番号は50-69-1。

■デオキシリボース(deoxyribose)はデオキシ糖の一種で、化学式はC5H10O4、分子量134。五炭糖、単糖に分類される。デオキシ化される位置によって4つの異性体が考えられるが、核酸塩基と結合してヌクレオシドを形作っているのはD-2-デオキシリボースである。この糖は生体内ではリボースのデオキシ化によって作られる。D-2-デオキシリボースのCAS登録番号は533-67-5。


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